<木島 洋嗣さん>
港湾プロジェクトリーダーの森かずとみ先生が中心となって、行政委員会→新港務局→港湾民営化に向かって確実に進んでいる大阪港湾改革。こんなに港湾に手を付けた改革を行っているのは大阪だけ。本当に感動です。世界から人・モノ・カネを集めるハブ都市とよく言いますが、統括・ハブ機能研究所は、ハブ都市形成の歴史も研究しています。ハブ都市は過去の歴史からしてモノ・カネ・人の順で集積されます。港湾はハブ都市形成の最低基本インフラ。神戸港まで将来見据えてこれからもどんどん進めてほしいです。私も全面的に協力します。
大阪府市 2重行政解消の具体例が前進!!
『大阪湾3港、来春にも一元化!』
大阪湾(大阪港、堺泉北港、阪南港)は、これまで大阪府と大阪市が別々で管理運営されてきたため料金体系もバラバラ、港湾機能も旧態依然であった。
このような状況の中、大阪維新の会 府市議団では2年前より港湾改革プロジェクトチーム(ONE湾PT)を結成。
公開討論会や視察、知事や市長に提言書を提出してきた。
本来は、自治体から独立し(海外ではこの様なケースが多い)機動的な意思決定が出来る『新港務局』を目標としてきた。
しかし、港湾法などの法律のカベもあり、現行制度で可能な行政委員会を過渡的に設置する。
まずはこれにより、港湾管理業務を一元化し、物流の効率化、そして国際競争力を高めていく。
大阪維新の会では、東京に負けないアジア諸国との競争に打ち勝つためには、物流の機能性、料金面にもメスを入れなければならないと訴えてきた。
今回の事例はいわゆる大阪の二重行政の解消&大阪の成長にむけての第一歩。
今後の活動にも期待していただきたい。