一昨日、ゲートタワーIGTクリニックの院長、堀信一先生とお話し合いをさせて頂きました。堀先生は動脈塞栓術(腫瘍に栄養を送っている血液の流れを止め、腫瘍が育つのを阻止したり、壊死させる治療法)を、がん治療や今まで治療の難しかった病気に応用し、同医院を開設されました。現在、日本全国からこの治療を必要とする方々が堀先生のもとを訪れ、日本でもトップレベルの技術と症例数をほこる専門医として活躍されています。
そして、ゲートタワーIGTクリニックは、大阪府などが進める「りんくう国際医療特区」の拠点施設として指定されています。堀先生は、技術だけでなく現在の医療制度をめぐる様々な問題に関しても深い見識と熱い想いを持っておられ、既成概念にとらわれないアイデアは目から鱗でありました。
りんくう国際医療特区を考える上で、海外から患者を呼び込むという目標以上に、新しい医療特区が日本国内の医療を一新させるきっかけとなり、それこそが病気に苦しむ多くの患者さんが喜ぶのだという、命を預かる現場のプロとしてのご意見を頂くことができました。
南大阪の医療の発展のため、私も尽力したいと思っています。