大阪維新の会港湾改革プロジェクトチームのメンバーらと韓国釜山港に視察、釜山港港湾公社の皆さんと意見交換を行いました。
釜山港は大阪港と姉妹港でありますが、釜山港のトランジット（中継地点）としての貨物取扱量の多さや、フィーダーネットワーク（各国との港間の連携）の充実度から言っても、今や北東アジア
No.1の港となっています。
それもそのはずで、釜山港はスピード感をもって貨物量を増やすための積極的な取り組みを行い、コンテナ船・客船、どちらにも利用者の立場に立った整備を進めています。
その取り組みの一つであるFTZ（フリートレードゾーン）では、区域内の消費税や関税等が一切かからず、貨物の検品、再包装、仕分け、ラベリングなど、貨物の保管だけではなく、貨物に付加価値をつけることが可能となっています。
また、完全な24時間営業など、見習うべき部分が多くある港でありあすが、私が思うことは、釜山港は阪神港が競り勝つべき港、というよりも共存できる港として双方発展できるということです。
今現在、釜山港の一番太い物流ラインは釜山－阪神であるにもかかわらず、人的交流が無いことは、お互いに大変な損であるとのこと。ワーキンググループなど、人的交流を創っていくことが、お互いの港にとってのプラスになることは間違いないと気付くことができた視察でありました。
