府市統合本部で平成27年度を目途に進めている府市港湾事業の統合の中で、大阪港埠頭㈱と神戸港埠頭㈱の経営統合、またその後には堺泉北埠頭㈱の経営統合を目指しています。それによって投資の「選択と集中」や施設の提供をタイムリーに実現すること、規模拡大と多様化による利用者の進出機会の増加などが期待されます。
先日、視察した堺泉北埠頭㈱では、シトラス三品(オレンジ、グレープフルーツ、レモン)を中心に輸入青果物の集配基地として、青果センター7棟の運営や、また中古車のストックヤード4ヶ所の事業を行っています。
しかし、経営統合の今後の展開として、堺泉北埠頭㈱の港湾運営会社指定が条件となり、そのために可能なところから管理運営委託を委ね、運営ノウハウの蓄積を進めなければなりません。
阪神港が北東アジアの中で存在感を示すためには、堺泉北埠頭㈱、大阪港埠頭㈱、並びに神戸港埠頭㈱を経営統合し、改革していくことが肝であります。
次は大阪港埠頭㈱、神戸港埠頭㈱、7月末には2度目でありますが東京港埠頭㈱を視察・意見交換をしてきます。